不動産業界におけるフルコミッションについての解説
不動産業界にもフルコミッションが存在します。固定給が無く報酬は完全に歩合のみです。フルコミッションは雇用契約では無く、業務提携もしくは請負契約がほとんどで、最低賃金の保障の義務も発生しません。売買契約を成立させたら、事前に定められている割合で高額の歩合を得るシステムで、この報酬制度は不動産仲介業の営業に多いのですが、最近では新築マンションの営業にこの制度を取り入れている会社も増えています。
固定給が一切無いかわりに、高額の報酬を得られるハイリスクハイリターンのシステムです。その一番のメリットは大きなリターンに尽きます。相場では仲介手数料の40%から50%ですから、一つの契約で場合によっては100万ほどの報酬を得られます。反面、固定給が無い為、契約を取れないとずっと無収入です。